3月のコラム
2023/03/05
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今年は、花粉の飛散量が多いと予測されています。花粉症は、以前は大人の病気と言われていましたが、今では花粉症デビューは平均7.4歳だそうです。
花粉は人間の体にとって特に悪いものではないのですが、体を守る仕組みである免疫が花粉を悪いものとみなして鼻水やくしゃみ、涙で外に追い出そうとするからです。マスクをすると吸いこむ花粉量を3分の1から6分の1に減らせます。又、花粉が付きやすいのは、顔や手なので、外から帰ったら、うがいをしたり、顔を洗ったりしましょう。又、アレルギー反応を抑える薬や、症状を和らげる薬もありますので、お困りの方は医師にご相談ください。3月は、寒さが緩み暖かくなり、また転勤、卒業など環境が替わる月です。皆さん、どうぞお体を大切にお過ごしください。
人の鼻では侵入してきた物質を自分以外の物と判断すると、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が出てくる病気をアレルギー性鼻炎と言います。花粉症はアレルギー性鼻炎のひとつです。花粉症は国内では約60種類あります。そのうち春の杉、ヒノキ花粉症が日本では最も多くみられます。親のアレルギー体質は子供に受け継がれることが多いようです。両親や、兄弟にアレルギーがあると、アレルギー性鼻炎が起こりやすいと言えます。ただし、アレルギーを引き起こす原因物質には個人差があります。また、すべてが遺伝によって決まるわけではなく、様々な生活環境も影響します。