3月のコラム
2024/02/15
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人の鼻では侵入してきた物質を自分以外の物と判断すると、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が出てくる病気をアレルギー性鼻炎と言います。花粉症はアレルギー性鼻炎のひとつです。花粉症は国内では約60種類あります。そのうち春の杉、ヒノキ花粉症が日本では最も多くみられます。親のアレルギー体質は子供に受け継がれることが多いようです。両親や、兄弟にアレルギーがあると、アレルギー性鼻炎が起こりやすいと言えます。ただし、アレルギーを引き起こす原因物質には個人差があります。また、すべてが遺伝によって決まるわけではなく、様々な生活環境も影響します。
つらい症状は、日常生活での注意や治療で症状を軽くすることができます。外出するときは、帽子、メガネ、マスクなどを身に着け、コートはツルツルした素材のものを選びましょう。外から帰ってきたら、玄関で洋服についた花粉を払って室内に持ち込まないようにしましょう。部屋に入ったら、洗顔やうがいをして、体についた花粉を洗い流しましょう。